季節によって姿・形を変える幻の橋をみなさんはご存じですか?1937年糠平湖に建設され、人のみならず木材などを運搬していた旧国鉄で使用されていた、コンクリート製のアーチ橋です。
季節によって、さまざまな顔をみせてくれます。
ある時は、湖にアーチが反射する様子から眼鏡橋になり。
ある時は、橋全体の姿をみせ、
ある時は、雪原に孤立しながらも美しい姿をみせ
ある時は、湖の底に隠れてしまう。
その橋は老朽化による自然崩壊が進み、いつ崩壊してもおかしくない状態になっております。コンクリートは、凍結と融解により劣化が早まります。北海道は1年を通した寒暖の差が激しいため、完全に崩壊する日も遠くない未来かと。。。。11個のアーチが見られるのも今年が最後かもしれませんね。
■施設情報
タウシュベツ川橋梁
北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
(上士幌町観光協会様より写真提供)