シーニックバイウェイ(ScenicByway)とは、景観を意味する「シーニック(Scenic)」と、わき道やより道を意味する「バイウェイ(Byway)」を組み合わせた言葉。地域に暮らす人々が主体となり、企業や行政と手を取り合って、美しい景観づくりや地域の活性化、魅力ある観光空間の創造を目指す取り組みです。2005年にスタートし、現在では14の指定ルートと3つの候補ルートがあり、約500の団体が活動をしています。

シーニックバイウェイ北海道は、各ルートの中でも、特に魅力的な風景などを有する道路を「秀逸な道」として認定しています。たとえば、ニセコ羊蹄エリアの「美しく変化する羊蹄山の稜線に寄り添う道」などは、広大な自然の中を走るドライブルートとして人気です。山々の雄大な景観や温泉地へのアクセスの良さが魅力です。現在、全12区間が認定されています。シーニックバイウェイ北海道の道は、単なる移動手段ではなく、地域の文化や自然が一体となった「旅の一部」としての価値を持っています。

この活動には、地域の景観や観光資源が保護など、支える人たちの存在が欠かせません。それぞれの地域で住民や企業、行政が一丸となり、ドライバーや観光客が地域の美しい景観と自然に触れ合うことができる場を提供し、北海道の魅力を発信しています。

シーニックバイウェイを通じて、北海道の美しさを再発見し、ドライブを通じて自然の魅力を楽しんでください。

今後、各ルートの詳細も紹介していきますので、どうぞお楽しみに!

シーニックバイウェイ北海道の取り組みや制度の詳細については、北海道開発局ホームページにてご確認いただけます。