
北海道のオホーツク海沿いを走る 国道238号 に、ついに 「防雪対策エリア」 が完成!
2025年3月25日、紋別防雪事業(延長15.0km) が全線開通します。
この道路整備により、より安全でスムーズな走行 が可能になります!
【国道238号線について】
国道238号は、日本最北の国道。全長約320kmにわたり、道北と道東の町をつなぐ重要な道路で、オホーツク海沿岸の美しい景色を望むことができる北海道屈指のドライブルートです。
しかし、冬になると地吹雪による視界不良が発生する等、事故のリスクが高くなります。特に紋別エリアは 交通事故の発生率が高く、改善が必要とされていました。


【防雪対策のポイント】
今回の開通により、国道238号紋別エリアはより安全な道路へと生まれ変わりました!
・中央分離帯の設置 → 正面衝突事故を大幅に削減!

・道路拡張 → すれ違い時の安全性が向上!
・防雪林を活用 → 既存林を活用し周辺環境に配慮した防雪対策を実施!

【医療アクセスの向上】
この沿線の紋別市・興部町・雄武町は、心疾患・脳疾患の死亡率が全道に比べてとても高い地域です。高次医療が必要な重篤患者は遠軽町や北見市の医療施設に救急搬送しています。冬の悪天候による通行止めが多いことが課題でしたが、今回の改良によって救急搬送の確実性も向上します。
<地域の命をつなぐ道路へ>
・救急車の足止めリスクが減少
・地元住民の通院の負担軽減
国道238号線のドライブをもっと楽しもう!
この道の魅力はなんと言ってもオホーツク海の絶景ドライブが楽しめること!冬の流氷シーズンは海沿いで絶景に出会えますし、豪快な海産物や、良質な乳製品など、名産品やグルメスポットも盛りだくさんです。温泉に立ち寄り、旅の疲れを癒すのもオススメ!
安全に快適にオホーツクを楽しめる新しいドライブルート、ぜひ走ってみてください!
※画像提供:国土交通省北海道開発局 網走開発建設部