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全国の道路改良の指標となった土木遺産「弾丸道路」ってご存知ですか?

 北海道民にはサブロクと呼ばれ親しまれている国道36号線の一部、札幌~千歳間は、「弾丸道路」とも呼ばれ、今なお語り継がれる伝説があります。

昭和27年、札幌-千歳間34.5キロメートルもの建設を、なんとわずか1年余りで完成させたのです。道路建設史上の金字塔とされています。施工にあたったのは17社、約33万人の作業員が動員されました。大規模な機械化施工、凍上対策など、当時の土木業界最高の技術を大量に投入したそうです。特にアスファルト舗装については当時としては画期的で、その後北海道だけではなく、全国の高速道路建設にも生かされました。

今やサブロクは北海道の大動脈として機能しています。道路は私たちの生活に欠かせないばかりではなく、文化の発展にも欠かせない重要な存在です。