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何気なく走っていた、その橋は“日本一”でした

─ 長流川橋(おさるがわばし)がつなぐ風景と物語-

北海道伊達市を走る道央自動車道。

その途中に架かる長流川橋は、「高速自動車国道にかかる橋として日本一」の長さを誇ります。
全長は1,772.5メートル。そのスケールは圧倒的で、北海道ならではの大自然と調和する姿はまさに“特別な道”。これまで何度も通っていたはずなのに、特別な橋だとは気づかなかった人も多いのではないでしょうか。

橋は、長流川とその流域に広がる扇状地の上空約20~40メートルを駆け抜けています。
車を走らせれば、まるで空を渡るかのよう。北には有珠山と昭和新山、南には噴火湾を望むことができ、北海道らしい雄大な景観を味わえる数少ない場所のひとつです。

経済や物流の面から見ても重要な存在である長流川橋。車を走らせるだけで、自然と人がつくりあげたインフラの美しさ、そして“日本一”の存在感を体感できるでしょう。