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札幌の歴史とともに歩む大通公園

一年を通してさまざまなイベントが開催される大通公園。冬はホワイトイルミネーションや雪まつり、春はライラックまつりやよさこいソーラン祭り、夏はビアガーデン、秋にはオータムフェストなど、札幌を代表するイベント会場であり、市民に親しまれる札幌の顔として、大きな存在感を持っています。

札幌の中心部は、碁盤の目のように区画されていますが、南北の軸となるのが大通公園です。歴史をさかのぼると、1871年に、官庁街と住宅・商業街を分ける火防線(火災の延焼を防ぐための空間)として作られたことが大通公園の始まりと言われています。その後、花壇や散歩道が徐々に整備され、現在なような形へと変わっていきました。第二次世界大戦前後は、食糧不足を補うため、畑として利用されたこともあったそうです。

日本の道百選にも選ばれており、時代とともに姿を変えてきた大通公園ですが、公園は現在も道路敷地のままとなっているそうです。公園内で行われるさまざまなイベントが、実は道路の上で開催されていると思うと、とてもユニークな場所だと感じます。

美しい花壇や芝生など、四季折々の植物を楽しめるのも大通公園の魅力の一つです。札幌の豊かな自然、歴史、文化を感じられる場所として、多くの市民や観光客から愛されています。

2月4日(水)から2月11日(祝・火)まで「第75回 さっぽろ雪まつり」が開催せれます。
楽しみですね。